最終更新日:2025年1月22日
「人間関係が良い」大事ですよね。だれもギクシャクした場所で働きたくないって思いますよね。できれば、終始笑顔で毎日ストレスなく働きたい。誰しもが思う働き方の理想像です。就職相談に乗ると、多くの人の第一希望は「人間関係の良い医院で働きたい」です。では「人間関係」とはなんでしょう。歯科医院における「人間関係の良さ」とは、そもそもどうやって測るのでしょうか。いや、むしろ客観的に分かるものなのでしょうか。
人間関係とは、そもそも誰と誰の間を指すのでしょうか。院長と勤務医、勤務医と衛生士、あるいは医院全体なんでしょうか。規模も医院ごとに違いますし、人が増えるほど合わない人も出てきますよね。
まず、このように考えてみてはどうでしょうか。
よく噂話で「インカムで悪口を言ってる」とか、ありますよね。患者さんもそんな医院には行きたくないものです。そう、つまり患者さん目線で考えて「この医院にはいきたくないな」そう思えば、良い人間関係の医院ではないかもしれません。あくまでも一例です。
一度、医院見学に行ってみましょう。医院を訪問した際、どのような点に注目すれば良いでしょうか。まず、院長先生や面接の担当者などがいないときに、勤務医、衛生士さんなどに院長の性格「院長先生ってどんな方ですか」といった質問をしてみるのはどうでしょうか。あるいは、彼らが会話している様子などをさりげなく観察してみましょう。どんな会話をしているのか、どんな雰囲気なのか、などがよくわかってくると思います。
結局、人間関係が良い医院を探し当てるには、自分の目で見て確かめるしかない。ということになります。先ほども述べたように「人間関係が良い」というのは、とても曖昧なものです。もっといえば、人によって「合う・合わない」は千差万別です。誰かのおすすめが必ずしも自分に合うわけではありません。さらに厄介なことに、入念に調べて合いそうだなと思っても、働き始めると合わない場合が往々にしてあるということです。人間関係はもちろん大切なのですが、まずその医院で自分はどう働きたいのか、などに主眼を置いて医院を探し、人間関係が合えば長く続け、合わなければ異動するのも一案かもしれません。
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