どうやる?歯科医師免許の申請 | アザブナビ

どうやる?歯科医師免許の申請 どうやる?歯科医師免許の申請

歯科医師免許申請、それは、歯科医師のスタート!

歯科医師なら誰もが最初に通る道、それが免許申請です。
自分で申請し進まねばなりません。
ですが、実際には少しわかりにくく、短い期間で行う必要があります。
ここではその流れを詳しくお伝えしましょう。

最終更新日:2024年3月19日

step1免許申請書を入手

在籍・出身大学などから免許申請書をもらいましょう。
この際に、「登録済証明書のはがき」も一緒に受け取っておきましょう。
なお、免許申請書は、資格申請案内(厚生労働省のホームページ)などのサイトからも取得することは可能ですが、最終的には印刷し、手書きで記入する必要があります。また、先の「登録済証明書のはがき」については、オンラインで入手ができませんので、一度は大学などに聞くことをお勧めします。もし、免許申請書の書き損じなどが合った場合は、上記サイトからダウンロード・印刷し作成するのも良いでしょう。

step2申請先の確認

書類を入手すると同時に、自分が免許申請書を出す先を確認しておきましょう。ポイントは「住所地を管轄する保健所」(原文ママ)という点です。どこでも受け入れているわけではないので、注意してください。できれば、受け取りまで視野に入れて、申請すると良いでしょう。たとえば、東京都渋谷区に住んでいる方は、渋谷区役所の生活衛生課医薬係(庁舎7階)になります。また、申請先のホームページでは、提出に必要な書類が記載されています。何が必要かをしっかり調べておきましょう。おおまかな流れは同じですが、必要な書類は申請先によってやや異なります。注意しましょう。

step3申請書類の準備、記入

免許申請書イメージ
免許申請書
必要事項を記載しましょう。「受験地コード」「受験地」「受験番号」といったものを記載する必要がありますので、ご自身の受験票を見ながら記載すると良いでしょう。また、見本などもありますので、参考にして記入してください。
健康診断書イメージ
健康診断書
免許申請書と一緒に入手できる診断書に、健康診断を受けてから記入してもらう必要があります。飛び込みで医者に行って書いてもらうといったことはせず、事前に電話などで「歯科医師の免許申請に使う診断書のための健康診断」が可能か?と確認しておくことがポイントです。また、診断書は発行から1ヶ月以内とされていますので、3月に入ってから受診するのが良いでしょう(要費用)。
登録済証明書のはがきイメージ
登録済証明書のはがき
規定のはがきがあります。こちらを入手し、住所・氏名といったご自身の受け取り先を記載しましょう。63円切手も忘れずに。提出が義務の場合や、任意の場合もありますが、免許証が手元に届くまで免許の代わりとなるものですから、必ず出すようにしましょう。
自治体イメージ
戸籍抄本(住民票の写し)の入手
戸籍抄本もしくは住民票の写しを入手しましょう。戸籍抄本は本籍地で入手する必要がありますので、取り寄せの場合は少し時間がかかります。詳細は自治体によって異なりますので、注意しましょう。住民票の写しでも可能ですが、マイナンバーが記載されておらず、かつ本籍地は記載する、といった細かい要件がある場合があります。また、中には戸籍抄本でなければ受け付けない、という場所もありますのでご自身に何が必要なのかしっかりと確認しましょう。有効期間は6ヶ月以内のものになります。
収入印紙イメージ
収入印紙の入手
申請には6万円分の収入印紙が必要です。申請書で使う収入印紙は高額なため、郵便局・法務局・各庁舎などで購入することが可能です。支払いは現金のみで、一度購入すると払い戻しはできません。間違えずに購入してください。なお、申請場所では買えないことがありますので、事前に準備しましょう。

申請先によっては、申請の際に免許証などの身分証明書を持参する必要があります。また、中には免許証を郵送対応しているところもあります。この場合、別途費用がかかります。いずれも申請先のホームページに詳細が記載されていますので、それに従って手続きを行うようにしましょう。

step4申請をする

完成した書類、収入印紙を持ってご自身の住所地を管轄する保健所、出張所などで申請しましょう。収入印紙は貼り付けず、提出時に確認してもらった上で貼り付けすることを強くお勧めします。 STEP2の段階でどこへ申請するかは確認済みかと思います。書類に書き漏れがないか、忘れ物はないか、などを確認しておきましょう。場合によっては待ち時間が必要となりますので、十分に注意してください。時期によっては特設会場などが設けられていることもありますので、必ず提出先を確認しましょう。

step5免許証の受け取り

申請が無事に完了したら、後日、登録番号や登録年月日が記載された「登録済証明書」が届きます。研修先によっては提出を求められることがありますので、必ず受け取れるようにしておきましょう。そして、3,4ヶ月後には免許証が完成します。通知書「免許証の交付について」というはがきが届きますので、印鑑と共に持参し、受け取りましょう。

さいごに

こちらのページに記載したものは、おおまかな流れです。実際に行ってみると申請先によって若干異なります。また、申請先によってはそこまでのアクセスに時間がかかることがあります。国家試験合格発表後から研修開始までの短い期間で手続きを行う必要がありますので、スムーズに進めたいですよね。そのためにも、合格発表後、ぜひ早め早めに動くよう心がけてください。

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